医大生でジャニオタで

玉森くんが好きな私のフリーダムなブログ

双眼鏡の記事から始まった物語

⬇︎の記事を読んでから今回の記事を読んで頂きたいです。ジャニオタは防振双眼鏡じゃなくて双眼鏡を! - 医大生でジャニオタで

 

 

この双眼鏡の記事を書いたのは2016年8月7日。

 

高校3年生、医学部受験を控えているにも関わらずコンサートのために田舎から東京へ出て行った私が「いいもの見つけたから見て!!」という軽いノリで書いた記事です。

 

Twitterはやっていないのですが見知らぬ方が拡散して下さり、たくさんの人に読んでもらえました。

いまもスターをつけてくださる方がいて、励みになってます。

 

Twitter検索で題名を検索しては拡散してくださった方にありがとう、と念を送っていたところ…

 

こんなものを見つけてしまったのです。

 

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よしひこにこのブログ読まれてるじゃん!!!

 

しかも「あそこに居るのがよしひこくんです」ってwwwwwww

よしひことかすんごい適当につけたあだ名なのに。

本名は「伝承寺政宗」(でんしょうじまさむね)とかカッコいい名前かもしれないのに。

 

よしひこのことハロオタなんじゃないかって書いたり、勝手に内心を推測して書いたりしちゃってごめん。

 

よしひこもまさかあの(清純そうな)女の子がこんなブログ書いて、自分のあることないこと並べ立ててるなんて思わなかっただろうなぁ。

 

 

そしてこれを親友のTちゃんに話したわけですよ。

そしたら

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いやwwなんて言って会いに行くんだよ

「あの…あなたのこと勝手によしひこって名付けてしまったあの時の女の子は私です。お久しぶりです。」

とか?

 

まぁでも私は

よしひこのおかげで、どんな席でも楽しくコンサートに参加できてるわけだし、

よしひこのおかげで、スターがついて嬉しくて受験勉強頑張れて医学部いけるわけだし、

 

世の中なにがどう繋がってるかわからないよな〜って思うわけです。

 

 

さらに

 

いま私の手元には「地元→東京」のバスのポイントカードがあるのです。

そしてそのポイントカードは既に満タンになっており、一回無料で東京へ行けるのです。

そしてそして私はいま欲しいものがあり、それを売っている店舗は一番近くて東京なのです。

 

よしひことの第2章は開幕を待っているのかもしれません。

 

 

 

私の受験記

ブログ名変えた後に読者さん増えたってことは、これ聞きたいんじゃないかな〜と思ったので覚えてるうちに残しておきます( ´ ▽ ` )ノ

 

最初に言っておきますが、私はセンター有りの推薦入試で国立大医学部医学科に合格したので、二次試験は受けていません。

けれど二次対策はずっとしていたし、推薦入試で落ちたら同じ大学の一般入試で合格するつもりだったので、推薦入試対策用受験記ではなくて、普通の受験記として書いています。

二次試験を乗り越えてないくせに!って思われる方はGo backでお願いします。

 

 

 

〜中学校

私が住んでるところは田舎で、お受験とか中高一貫とはは無縁でした。

 

塾はたくさん選択肢があったけど、中学校卒業つまり高校受験終わるまで一切行きませんでした。

 

 

 小学校は本当に宿題しかせず。

 

小学生の低学年で、あるきっかけから「医者になる。」と決めました。けれど家族に医者はいないし、夢を言うのが恥ずかしくてあまり誰にも打ち明けなかったので医者になる難しさは全く知りませんでした。

 

だから医者になると決めた後も宿題しかせず。

 

習い事は頑張ってたけど、その中で勉強系はそろばんだけ。そろばんは小3〜小学校卒業まで続けて、珠算暗算とも1級とりました。

 

中学校も本当に宿題しかせず。

 

なんとなく医者になるのは難しいと知り、私の県ならTOP1、2くらいの高校に行かないといけないと気づくも、習い事がいそがしくて宿題しかせず。

 

でもテスト勉強はちゃんとしてた。何よりもテスト勉強の計画立てを頑張ってて、全員提出必須の計画表をびっしり埋めてた。そしたら私の卒業後に入学した弟の学年に、私の計画表のコピーがお手本として配られてた笑

 

多分一回の定期テストの計画立て(一週間分)で4時間くらいかけてたはず。それでテスト勉強1日目は潰れてたけど、そのことを「いいこと」って言ってくれた担任の先生のおかげで3年間続けられた。

 

中2くらいからは定期テストはほとんど1位だった。これが本当に謎。なんでいきなり1位になったのか不明。それまでは上位10パーセントって感じだった。(上位10パーセントっていっても本当に100人規模の学年で半分は高校は職業科に進学なかんじ)

プレッシャーで余計テスト勉強は頑張ってた。

 

 

 

高校

なんだかんだテスト勉強だけ頑張ってたおかげで県で1番の高校に合格。っていっても田舎だから開成!灘!みたいな感じには程遠い公立の高校。多分、頑張ればほとんど誰でも入れると思う。

東大にやたら力いれてる学校で、いいときは現浪含め20以上受かる。医学部合格者は20いかないかなーくらい。

 

そこでの勉強はやばかった。

ここから教科別でいきます。

 

 

英語

まず一年生のときは英語英語英語!!って感じで、担任が英語の先生だったのもあるけど英語ばっかりだった。

 

授業の予習はもちろん教科書全訳。英語だけで3種類の授業があるから予習はみんなヒーヒー言ってた。

 

やたらめったら配られるテキストの英長文はノートに全て和訳して提出。さらには東大意識した100字要約も必須。

もちろん問題しかとかない人もいたけど、基本真面目な私は全部やってた。

 

それにも関わらず文法テストで100点中50点とかとってたけどね。

 

でも先生を信じてたから、点数上がらなくても英語の勉強は真面目に言われたことを全部やるっていうのを続けてた。

 

そしたら2年生中盤くらいから成果が出てきて、

定期テスト英語学年1位

医進模試英語上位5%(浪人も含め)

ってくらいに成長した。

これも本当にいきなり起こったことで、多分1年生のときの努力が成果に変わるのに時間がかかったんだと思う。

 

それが嬉しくて、英語は大好きになった。

 

全文訳とか100字要約とかは3年生になったら全くやらなくなって(先生も要求しなかった)、それどころか英語にあんまり時間を割かなくなった。

それでも最後まで英語は得意で、センターも全教科の中で1番勉強しなかったのに満点だった。

 

やっぱり英語は一回身につけば武器になるっていうのは本当だと思う。

 

英語のオススメ教材は

 

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これは1年生の時に、2周は真面目に全部読んで問題も全部解いた。

2年生以降は、文法でちょっとでも疑問を持ったらすぐに開いた。今も捨てれないでいる思い出の参考書。

 

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これは2年生以降の長期休暇にやったかな。割と難しいけど、解説がいいし内容も面白く読める長文が多い。結局30番くらいまでしかやらなかったけど、好きだった。

長文読めるようになったのはこれのおかげかもしれない。

 

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これは全文訳と100字要約やってた時代にやりこんだテキスト。薄いから全部やりこんで自信にできると思う。

 

こんなもんかな。

単語帳はよくわからない。正直1年生のときしか単語帳真剣にやってないし、いまも単語の重要性はあんまり感じないからオススメはなし。

 

センター対策は人によるけど頻出1000かVintage、あと過去問でいいと思う。頻出1000は満点狙う人向け。私はどっちもやったけど直前は頻出1000を2周と間違えたやつ何周もをしたはず。

 

国語

理系ならいらないとこ多いのに、3年の2学期まで記述もやらされる学校だった。けど3年生になってからはあんまり一生懸命やらなかった。

読書は小中で異常なほどしてたから現代文は読めてたと思う。

 

センター対策はとにかく過去問と配られるテキストをやった。繰り返しはやらず、多くの文に触れること重視。古典は解説の訳を確認した。

 

 

 

数学

これは…本当に何にも言えない…。

英語でカバーしてた…。

 

数学だけ塾いったけど…無理でした…。

 

 数学できる人羨ましいよ…。

 

 

理科

化学生物選択。

生物は得意だった。3年生からはほぼ毎回1位だったはず。これは多分、深く理解しないと気が済まない性格が幸いしたんだと思う。先生への質問は常連だったし、授業中も授業止めて質問してた(そういうのを良いこととしてくれる先生だった)。

 

化学はあんまり好きじゃなかったけど、努力と時間をかけた教科1位かも。おかげで一回だけ1位取れた。

 

理科はなによりも教科書がオススメ教材!!読み込むべし!!書き込むべし!!

自分は「これ超暗記事項」ってとこ(フェノールの作り方とか)に青の付箋はって、「これまだ覚え浅いな〜」ってとこにオレンジ付箋貼ってた。

 

 

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これは3、4周した。難しいのもあるし簡単なのもあるからバランス良くできると思う。

 

生物の重要問題集は買ったけど全然やらなかったし、ちょっとだけやった感想だとこと「これに時間かける意味はないなー」ってかんじだった。

 

 

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生物はほぼこれしかやってない。

ていうか学校からこれとチェック&演習しか与えたれず…。

でも私の信頼してる生物の先生は「リードα完璧にすればだいたいどこでも大丈夫」っていってた。

 

 

社会

地理選択。何も言えない…。

正直センター勝負の医学部目指すなら日本史のほうが良いのかもしれない。

 

 

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これはオススメ。

かきこんでやりこんだ。センター試験場に持っていったのもこれ( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

そんな感じで勉強してました。

 

勉強時間は受験期の場合

平日:朝1時間、放課後1.5時間、家で2時間

休日:学校で6、7時間、家で2時間

みたいなかんじ。

 

土日も含め毎日学校で鍵閉められるまで居残り勉強してた。家より集中できたし、他にも頑張ってる人がいるのは心強かった。

 

推薦で落ちた場合に、二次試験で受かるにはセンター9割あればほぼ確実だと言われたから9割目指して勉強してた。

結局、本番は9割に26点及ばなかったけど、悔いはない。

 

受かったから言えるんだろって思われるかもしれないけど、3年間を通して勉強はなんか楽しかったっていうか好きだった。

そう思える環境に恵まれたんだろうし、そう思わせてくれる仲間に囲まれてたんだと思う。

 

一人ぼっちで勉強するのもいいし、最後に支えになるのは自分の努力だけだけど、周りを見れば仲間がいるっていう環境を自分でつくれたら最高だと思う。

 

あと1番大事なのは、最後まで諦めないことだと思う。本当にありきたりな言葉だけど、私は受験でこれを一番感じた。

問題に取り組んでて、最後の1秒まで見直しすること。解けないって思った時にもう一回頑張ること。これで本当に点数は変わる。

 

 

んー参考になったか分からないけど、これを読んでくれた人が夢を叶えられるといいな。

 

 

ジャニオタは防振双眼鏡じゃなくて双眼鏡を!

 

8/6、I SCREAM入ってきました。

 

 

そして私の中で革命が起きました。まじで見えた。なんでも見えた。なんならみっくんの上腕二頭筋の筋が何本かも数えれた。東京ドームのスタンド1階40列から!!!!!!

 

 

なんの双眼鏡か知りたい?知りたい?絶対防振双眼鏡って思った人多いよね?違うんだな〜♪( ´▽`)

 

こんなウザい振りしたくなるくらい最高の双眼鏡に出会ったお話を。

 

 

 

8/6
13:00 秋葉原メディアヨドバシカメラ3階に降り立つ。店員さんの多さに圧倒される。当初の私のお目当は防振双眼鏡。ガラス張りのケースに入っているものを店員さんに出してもらおうとする。近くにいたのはなんかちょっとイケメンのメガネ40代店員(私の独断による命名で以下よしひこ)。

 

よしひこ!君に決めたーー!

 

私:「すいません、防振双眼鏡のぞかせてもらいたいんですけど。」

 

よしひこ:(ニンマリこいつは大儲けだデュフフ)「はーいどうぞー」

 

私:試してみるも店内を見渡すだけではよーわからん。「これって在庫あるんですか?」

 

よしひこ:「お取り寄せになりますねー。」

 

私:「どこの店舗にもないですか?」

 

よしひこ:「只今メーカー欠品でして…。」

 

私:「あー今日使いたいんですよ…。」

 

2人の間に不穏な空気が流れる。その沈黙を破るかのようによしひこは笑顔を作り言った。

 

よしひこ:(ここで帰すわけにはいかねぇ!こいつはカモだ!)「しょうじきぃー、このご予算がおありでしたらこちらの方が断然おすすめですよ!!」

 

よしひこは23760円と書かれた値札の上に君臨する8倍双眼鏡を指差した。

 

私:(えっ防振の半分以下の値段じゃん)「防振じゃないんですか?」

 

よしひこ:「はい。ですが見えやすさは断然こちらですね。レンズも相当良いもの使ってますし。」

 

私:「えっじゃあなんで今防振双眼鏡がすごく人気なんですか?」

 

よしひこ:「あのぉ〜ジャニーズとかですね、コンサートにいかれる方達がブログで書かれた事によって皆さんお試しもせずにすぐこれくださいって買ってかれるんですよ。」

 

私:(うわぁああジャニオタってバレたフラグ。しかもなんかジャニオタバカにされてね?)「あーなるほど。」

 

そしてその双眼鏡を覗いてみる。

 

私:「えっ明るい…」

 

そう。とんでもなく明るかった。店頭表示によると防振双眼鏡は明るさ10くらいで、その双眼鏡は28とかだったから差は歴然。

 

よしひこ:「そうなんですよー。僕もこれ使ってます。」

 

私:(えっよしひこ…もしかしてオタクなの?ハロプロとか…?)「何に使われるんですか?」

 

よしひこ:「あのー僕写真撮るの趣味でー。片手にこれ持って動物とかの写真撮るんですよ〜」(自慢気)

 

私:(撮る対象は本当に動物なのか?動物は動物でもホモサピエンスのメスじゃないのか?)「へーそうなんですか。これって10倍はないんですか?」

 

よしひこ:(やっべないぞそんなの)「こちら10倍はないんですねー。」(申し訳ない振りでもしとくか)

 

そこから私とよしひこの双眼鏡をめぐる倍率議論が始まる。秋葉原ヨドバシカメラには各ドーム、アリーナの座席表が掲示してあり、距離が書いてある。よしひこは言った。

 

よしひこ:「ここらへんだと〜10倍で見ちゃうとバストアップになっちゃいますね。」そう言ってアリーナ席を指差す。

 

私:(こいつ…アリーナ席のチケットが私の手元にくる確率を知っているのか?甘いんだよ!!!しかもバストアップ?最高!ジャニオタの需要はアップだ!)「んーでもここらへんの席だとどうですかね?」そういって1階スタンド後列を指差す。(勝った)

 

よしひこ:(やべぇ)「んーたしかにここだと見えにくいこともあるかもしれませんね…。」(シュン…)

 

ここでこの議論は私の勝ちとさせてもらおう。

 

議論には勝ったが、今すぐ双眼鏡を欲しいという欲望には負けた。倍率という一抹の不安を抱えながらその双眼鏡を購入した。

 

 

もちろん、よしひこに最後の戦いを挑むことも忘れなかった。値引だ。まぁまぁ勝った。でも価格.comを後から見たら値引き後で最安値より500円くらい高かった。


その500円はよしひことの出会いに払ったとしよう。

 

 

購入した後によしひこに「ありがとうございました。」と戦友として祝杯を交わそうとしたが、よしひこは早くも次の接客に着手しており私は負けた。

 

そうして私は東京ドームへ向かった。着席したのは開演5分前。すぐさまピント合わせに取り掛かる。

 

 

1階スタンド40列から、アリーナ席の案内の文字がハッキリ見える。そして期待と緊張に満ちた数多のオタクが見たくもないのにハッキリ見える。

 

 

そしてコンサートが始まった。
メンバーがどこにいても、私の目の前には常にスクリーンが広がっていた。それも画質はブルーレイDR。

 

防振機能はないが、揺れは気にならない。持ち方をマスターすれば恐らく全く揺れない。

 

重さは600gあるけどすぐ慣れた。

 

みっくんの上腕二頭筋の筋が見えたときは鳥肌がたった。

 

玉森くんの笑ったときの口元のシワが見えたときはニヤけた。


よしひこ…君を信じてよかった。

 

 


お待たせしました。私とよしひこの汗と涙の結晶はこちら↓

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http://s.kakaku.com/item/K0000635417/

 


防振双眼鏡を実際にコンサートで使ったことはないから断言はできないし、すんごく手ぶれが気になる方は防振双眼鏡の方がいいかもしれないです。

 

けど、半分の値段でレンズは防振双眼鏡より高級で、明るさは数値化すると2倍以上。レンズの広さも最大クラス。

 

よしひこは8倍で後列は厳しいかもって言ってたけど、3塁側からだったら1塁側の花道以外なら余裕。

よしひこ…経験値が足りないな。

 

防振双眼鏡を買おうか迷っているあなたの選択肢にこちらを入れてみるのはどうでしょうか?
あーでも防振双眼鏡のほうがいいじゃん!て言われても責任はまっったく持てません。

 

ステマみたいになっちった…